まねき猫の部屋ーブログ

問題解決や人についての想うことを発信していきます。

見えている問題は1割?(ハインリッヒの法則を参考にして、暗黙化している問題の数を推測する)

 問題とは、「あるべき姿」と「現状」のギャップ(差)のことを言います。
 (この考え方が、問題解決に関する書籍などで主流となっています)
 もちろん、これ以外の定義で説明しているものもありますが、ここでは、この考え方に沿って、職場の問題量を推測することについて考えてみます。

f:id:my-manekineko:20170720141128p:plain

 職場の問題を、
  ①「あるべき姿」も「現状」もはっきりして顕在化している問題
  ②それ以外の「あるべき姿」や「現状」の一部あるいは全部が暗黙化している問題
 の2つに分けるとします。

 ①の顕在化している問題は数えることが出来ますが、②の暗黙化している問題の数をどのように推測し、全体の問題の数をどう予測するかが、今日のテーです。

 私なりの主張を先に示します。

 「①の顕在化している問題数のおよそ10倍の暗黙化した問題がある」


 たとえば、①の顕在化している問題が5つなら、②の暗黙化している問題がおよそ50個あって、合計で55個くらいの問題があるだろうと推測します。

 

 「そんなことは、検討してみないとわからないだろう」と言われそうです。
 たしかに、その通りで実際に要因を分解するなどの作業をしてみないといくつあるかはわかりません。

(さらに言えば、暗黙化しているので分析してもすべて見つからない可能性も高い)


 とはいえ、問題解決を進める上で、どのくらい問題がありそうか当たりをつけておくことは有限な作業時間を利用する上で大切なことです。

 

 さきほど、私の主張と書きましたが、実はこの考えの参考にしているのは「ハインリッヒの法則」です。とても有名な法則なのでご存じの方も多いと思います。

 改めて「ハインリッヒの法則」を簡単にご説明します。

 この法則は、アメリカのハインリッヒ氏が労働災害を5000件以上を調べた所、1件の重大事故が発生する背景には、軽微な災害が29件発生しており、さらにケガには至らないものの「ヒヤリ」「ハッと」した出来事が300件あることを見いだし、経験則として発表したものです。「1:29:300の法則」ともいわれます。

 

この経験則は、その後いろいろな事象にも当てはまることが事例として紹介されています。ぜひ、Webなどで検索してみてください。事例が沢山出てきます。

 

 さて、この法則から、顕在化している災害は1+29=30件で、問題にはいたらなかった潜在化(暗黙化)している出来事が300件あることになります。この30件と300件の比から、潜在化(暗黙化)している問題は、顕在化している問題の10倍はありそうだとしています。

f:id:my-manekineko:20170720140649j:plain

 

氷山に例えると、海面から上の見えているところが顕在化している問題でおよそ1割という具合です。
その海面下には9割の見えていない潜在化(暗黙化)した問題が隠れているということになります。

 

f:id:my-manekineko:20170720140747j:plain

 

 私が会社で問題解決のファシリテーターを頼まれて、問題解決の初期段階で、リスク抽出や問題の洗い出しをすると、あらかじめ出してもらった数の10倍以上の問題候補が発見されることを何度となく経験しました。出てきた問題の数が、あらかじめ顕在化している問題数の10倍を超えていれば、洗い出し作業としては、うまくいったと判断することにしています。(不足していたら、再度振り返る作業を行うと決める)


 たとえば、KPT法などの振り返り手法を用いた場合では、参加者10人くらいで一回議論すると70から100程度出てきます。(重複したものは除いて)出席した参加者はその数に驚きますが喜んでくれだいたい一回で振り返りは終了できました。

 

 ハインリッヒの法則が、社会の営みがもつ不思議な数字のマジック(不変数)と考えている方は多いようです。いくつもの書籍で同様の考え方らしいものに当たります。

 先人の知恵とこれまでの経験を踏まえ、私なりにまとめると、先の主張のようになりました。

 主張「①の顕在化している問題数のおよそ10倍の暗黙化した問題がある」

 何かの参考にしていただけると幸いです。

 

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

Pさんのようにはなかなか書けない。ブログを書いて思うこと。

  ホームページとブログを立ち上げ書き始めたのは、定年し今までの仕事の中で経験したことなどをお伝えし、少しは学んだことを還元し役立ちたいと思ったからです。でも、なかなか思うように書けないものです。

 私には、「Pさん」という愛称で呼ばれていた上司がいました。私が課長時代から、Pさんが定年になるまでお世話になりご指導をいただいた方です。

 とても博識がある方で、相談に行くと、きちんとその場でご指導をいただける方でした。なんで、そんなことを知っているの?と思ってしまうこともたびたびありました。こうした方ですから、問題解決の場面でも、私を含め多くの職場の方がPさんを頼りにしていました。そのアドバイスの通りに進めると結果もついてきました。

 そんなPさんがいつの間にか、社内のホルダーの中にテキストデータのファイルメモを残すようになっていたのです。

 ブログのようなものですね。おやめになるまでにその数は100を超えていたようです。テーマは、「DE制度についての私見」、「ヒッグス粒子」、「技」といった感じで、その時々の話題や関心ごとを書かれていました。

 たとえば、「技」の冒頭はこんな感じです。ちょっと長いのですがご紹介します。
  (本文は2650字あります。(^^; )

   職人、それも一流と言われる人達の回顧に しばしば「技は教わるものではなく
  盗むもの」という言葉が出てくる。教育学者の渡部信一は 東洋的、西洋的 伝統的  
  教育方法を「しみ込み型」「教え込み型」に分類している。 

  「しみ込み型」:日本の伝統芸道における「わざ」の習得過程に典型的に見られる。
   師匠は稽古の最中に "駄目だ" "そうじゃない"と叱責を与えるだけで
  (あるいはそれすら無く)、どこがどういう風にだめなのかを教授する事は稀
  である。弟子はひたすら真似るだけで、自分で工夫し、自分なりに目標を立て、
  試行錯誤を繰り返しながら「わざ」を体得していく。この教育方法は、なにより
  「学習環境」と「お手本」を重視する。学習者はそれらの作る「場」の中で、
  模倣をしながら自然に学んでいく。

 

  「教え込み型」:言語化された明示的な知識体系を前提とする。教師は知識体系を
  細かい要素に分解し、綿密な教育計画に従って、それらを学習者の頭脳に計画的に
  注入していく。学習者は学習機械で、その頭脳に情報を続々インプットする。
  知識とは一群の情報小包とみなす。

 

 私は、このように論理的にかつ、体型立ててわかりやすく文章が書けるPさんのようになりたいものだ思っていました。私の目指す姿の一人でもありました。

 特にすごい点と思う点は、硬いテーマなのに次を読みたくなる文章にあると思います。書き出しのつかみが「うまいなあ」と感心します。

 もう1つ「ヒッグス粒子」の書き出しをご紹介しましょう。

 

    新聞、TVで ヒッグス粒子なるものが見つかった(らしい)という報道が 派手に行われ
  ている。存在
が予言されていたのに50年も確認出来なかった と言う。

 

   大したものだと思う。 何が?だって? そう、科学という”宗教”の力というか、
  こうすれば”わかった”と思える所へねじ込む力に。 それに感心した。

 

 いかがですか?続きを読みたくなりませんか?

 

 今日はいくつか書きたいと思うテーマはある中で、どのテーマも開示の制限を感じたり、話の展開がなかなか決まらない状況でした。そんなときに勝手に師匠と思っている「Pさん」のことが、ふと頭に浮かんできました。

 ブログはとにかく書くことが大切だと言われています。「Pさん」ごめんなさい。師匠を題材に使ってしまいました。

 Pさんのように、上手な文章が書けるようになりたいものです。

 さて、明日は、肉体労働の日です。添削リポートも届きました。私のとっての1週間の始まりです。今週も頑張ります。

 

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

社会人向けリポート添削のコースミーティングに参加してきました。

 私は、ある研修機関の社会人向けリポート添削の仕事もしています。
(大人向けの赤ペン先生と説明するのが一番わかりやすいかもしれません)

 昨日は、その研修機関が主催するリポート添削のコースミーティングに参加してきました。コースミーティングとは、ある階層向けの同じリポートの添削をしている先生方が一堂に集まり、添削基準のすり合わせを行ったり、指導上の工夫などの情報交換をする場です。

 このミーティングは、およそ3年ごとに開催されています。リポート問題を更新したころに行っているものです。

 参加した先生は12名でした。コース指導をする約60%の先生が参加していたことになります。内6名は私も含め3年前も出席されていた経験の長い先生でした。残り6名は前回以降にこの添削についた新しい先生などになります。

 鹿児島や大阪などからもご参加の先生もいて、いつもながら指導講師の幅広い点在ぶりに驚きます。

 

 昼間、コースミーティングを行い、夜は懇親会という流れです。帰宅したのは22時30分でした。

 

 コースミーティングでは、いつもいろいろな学びがあり、勉強になります。

 私は減点の中から前向きなアドバイスをコメントするタイプで、ややロジック型(論理型)の添削をします。一方、減点はほとんどせず記述した内容から気持ちを汲み取ってコメントする感情型の先生もおられます。どちらの方法がいいとは言えず、受講者がコメントの中から学びや学習のポイントを理解し受け入れることが一番大切です。私にとっては感情型の指導をされる先生のコメントが一番の学びとなります。「なるほど、そういう読み方もできるのか!」といつも感心しています。

 コメントが大切とはいえ、先生方の採点のばらつきが大きくてもいけないので、こうした新しいリポートが出来たところで基準の目合わせもしています。なかなか合意点が見いだせない設問もあり、長時間の議論になったりもしました。しかし、先生方は引き際もよく心得ていて無事ほぼミーティングの時間通りに終了しました。

 懇親会では、私が長年指導添削をしていたことを功労して、表彰していただけました。(後日写真が届いたらここに掲載したいと思います)

 ありがたい限りです。

 また、指導講師ではないが懇親会に出席してくれた旧知の先生や、以前私の担当をしてくれた機関の方にもお会いできうれしい限りです。いまは課長をされていて大活躍とのことでした。

 再開を記念して、思わず、3人で記念写真を撮ってしまいました。

 私にとってのインプットの場でもあり、アウトプットの場でもあるコースミーティングの成果を、これからの受講者の添削に活かせていけるよう努力していきたいと思います。

 

人工知能の発展と自分はどう向き合うか?

 6月25日に放送されたNHKスペシャル人工知能 天使か悪魔か 2017」の録画を観た。その中で、第2期電王戦二番勝負の様子が伝えられた。佐藤天彦名人と将棋ソフト「PONANZA」(ポナンザ)の戦いは「PONANZA」2戦2勝と圧勝で終了していた。

参照:電王戦中継サイト  (日本将棋連盟

 佐藤名人は、「ポナンザは、人より神に近い存在」とコメントをしていた。

 人工知能機械学習ディープラーニング)により短時間に、人のように疲れることを知らずに、かつ高速で成長が可能である。

 開発した山本氏は、過去20年間5万局を教師データとして読み込ませたと述べていたが、さらに驚くのは、人工知能同士の自己対局を700万試合行ったと言っていたことだ。人間が1年に3千局行うとして2000年かかる。人が到達できない領域まで短時間に到達しているのである。

 また、羽生3冠は、「シャベルとかスコップで掘っていたのが、いきなりブルトーザーで一気に開拓している感がある。(人間は)一部分の局面しか見てきていなかったのだな」と解説の中で述べていた。

 コンピューターの性能向上と機械学習アルゴリズム実現が、第1次産業革命で動力源が出現したことによって、仕事の仕方が大きく変化したことに例えて述べていた。人工知能を人がどう利用していくかを問われていくとも述べている。

 

 「PONANZA」のような将棋ソフトは、人工知能(AI)の分類では、特化型人工知能と呼ぶ。対比するように、汎用人工知能と分類されるものもある。

 今回のような特化型人工知能が飛躍的な進歩を遂げ、いろいろな分野で人の能力を超えだしていると言われているのである。

 複雑でもルールが明快であったり、膨大な過去データを参照したりする仕事は機械(AI)の方が勝ってくるのは自明であろう。

 そうした中で人はどう自分の仕事と向き合うかである。

f:id:my-manekineko:20170629161635j:plain

出典:私のホームページ AIの基礎から

 

 三菱総合研究所の白戸智主席研究員は、コラム・レポートの中で次のように述べている。

 「~オズボーンの、単純労働からの代替は、一面の真実であろう。既に米国において、ファストフードの注文の機械化などに代表されるような、「絵に描いたような」労働代替が始まっている。しかしながら、機械による完全な労働代替、いわゆるシンギュラリティ(技術特異点)が実現するまでには、技術的に見る限りはまだかなりの時間を要する。中略 AI・ロボット・IoEのもたらす社会影響シナリオについては、「①人間の代替」「②人間と機械の協調」「③人間の能力の拡張」「④人間の活動空間拡大」「⑤新たなリスクへの対応」の5つの視点が想定される。」

参照:http://R:\本を書く\2ブログ掲載資料\8回目\第四次産業革命⑤ -AI・ロボット・IoEが生み出す5つの変革- 人と技術は共進化 : MRIトレンドレビュー : 三菱総合研究所.htm

  とても参考になる。

 私なりの解釈は、「AI需要のある仕事で皆がやりたいことはAI化が進むが、そ以外はなかなか進まない。また、1次産業革命のように無くなる仕事もあるが、それに代わる仕事も出てくる。加えて世の生産性は著しく向上するが、個人のセキュリティ漏えいなどのリスクも複雑化して発生することになる」である。

 

 さて、私の仕事はどうなるであろうか?

・1つ目 「灯油売りと園芸コーナー」の仕事

 灯油の販売自体は、ガソリンスタンドではセルフ給油が主流になりつつある。この店舗が灯油を販売する仕事の面で見ると、AIというより自動化やロボット化の方が関係しそうである。園芸コーナーも肉体労働の面があり、AIとはちょっと異なりそう。

 

・2つ目の「リポート添削」の仕事

 すでに、子供向けにはタブレット端末を用いて学習をリードしていくAI利用の学習ツールが商業ベースに乗っている。ネットワークを通じての自動学習も盛んになってきた。回答の文脈を解析して、その人に合った添削を行うことも実現しそうである。そもそもリポート回答のネット提出も始まっており、こうした利用者への応用は時間の問題かもしれない。範囲を限ればかなりAIに侵食される可能性の高い領域である。

 一方、リポートの提出状況を見てもネットで回答した割合は低い状況にある(数字を出せなくてすみません。守秘義務があります)

 受講者の情報リテラシーの方がまだ未熟である。受講者がネット回答する割合が半数を超えるにはまだまだ時間がかかりそうである。また、手書きの文字を判読するAIが出る点も、コスト面からみてまだまだ先のようだ。

 今後のネットの提出率を観察していかないといけないが、数年は大丈夫と予想したいところである。願望が先行していないことを祈りたい。

 (70歳まではやりたいので、あと10年持つとうれしいのですが・・・)

 

 

 

シルバー人材はカースト制度の最下層なのか?

 先日、近所の奥様と最近の私の仕事について、立ち話をしました。その時に、考えさせられたことをテーマにしてみたいと思います。

 

 それは、「シルバー人材はカースト制度の最下層の位置づけなのか」です。

 

 私が近くの自動販売機で飲み物を買っているときのことです。背後から「こんにちは」と声を掛けられました。振り向くと近所の奥様でした。

 私が今日家具の納品があるので、その作業員の方にお渡しする飲み物を買っていることを話したら、奥様から「今日は平日なのに会社をお休みしたの?」と聞かれました。

 (ちなみに奥様は自販機のそばにある無人販売コーナーに用があったようです)

 そういえば、この奥様には、私がすでに会社を辞めてシルバーで働いていることは説明していませんでした。事情を話し3日に1日スーパーに勤務していることを説明しました。私が会社で役職にあったことは知っていたので、少々驚かれたようです。

 そして、話の流れの中で、奥様自身の仕事の話を始めました。

 要約すると以下になります。

 

 ・以前は、某大学病院の教授秘書をしていた。

 ・いまは、同じ病院の別の部署で掃除の仕事をしている。

 ・違う部署だが、知り合いの教授たちにも会い、掃除をしていることを驚かれる。

 ・掃除の仕事は、カースト制度でいうと最下層・・・

 

 だいたいこんな感じだったと思われます。業者が来るのでと別れました。

 この奥様は、定年後、雇用延長で大学病院の勤務はしているものの仕事は掃除担当になったと思われます。

 気になったのは、シルバーで働くことは、組織にあってカースト制度の最下層にいるのかです。

 

 ちなみに、カースト制度は、以下の通りです。最下層はシュードラ:奴隷となっています。(正確にはさらにその下もありますが、今日の論点ではないので省略します)

 

f:id:my-manekineko:20170623090032g:plain

 カースト制度は、インドに残る身分制度です。憲法では廃止しているものの現実の社会ではまだ身分差別とし存在しているそうです。

 紀元前にアーリア人インド亜大陸を征服したときに、先住民族を肌の色で差別したことに端を発し、現在に至るまでインドに残る身分制度と言われています。

 

 さて、私は大学の教授秘書の仕事はよく知らないので、調べてみました。

 要は、教授に代わって、研究以外の事務的な仕事を行う事務補佐の役割のようです。

 人気があるのか競争倍率も高いようです。容姿がよくて穏やかな性格、事務的な能力が高い人が望まれるようです。学生や教授の関係者にも人気があるそうです。

参考にしたブログ

教授秘書のおしごと ~研究室秘書は見たシリーズ|奥様はねこ ~団地妻猫とダーリン絵日記~

教授秘書ほのぼの日記。

 

 なるほど、その奥様も美しい方でした。お話も上手です。

 そんな方が掃除の仕事の就いて、そんな思いをお持ちだったことが印象的でした。

 

 大学の組織階層は、2007年の学校教育法では以下の通りとなっています。

 1.教授
 2.准教授
 3.講師
 4.助教(授業ができる助手)
 5.助手(授業ができない助手)

 の順になるそうです。

参考にしたブログ

教授と准教授、講師と助教の違いは?いつから変更されたの? | 笑いと文学的感性で起死回生を!@サイ象

 

 教授秘書というのは、事務方の仕事になります。階層的なヒエラルキーとは異なり、組織論的には仕事の分業化のよって必要となった役割の1つと言えます。なのでこうした教える役割の階層とは無関係のはずですが、そうは取れない面があるのでしょう。

 

 そして、私はどうか?

 スーパーの組織階層は、

 1.店長/副店長
 2.売り場主任
 3.パート(持ち場別に カウンター、レジ、各売り場担当)
 4.派遣社員(出店の社員、シルバー人材もここ)

 

 私へ仕事の依頼は売り場担当さんからなので、こんな感じです。

 でも、売り場担当さんはとてフレンドリーな方で、仕事の依頼もお願い調です。店長や副店長さんからも仕事の依頼はあってもやはり依頼調です。

 よくある統率型のマネジメントを受けたことはいまのところありません。

 なので、階層的な視点から自分を振り返ることはありませんでした。

 いままで、スーパーの仕事をしていることを普通に話していますし、このブログを通して知り合いに伝えてもいました。

 

 しかし、世の中には、この奥様が話したように私の仕事を見ている人がいるのかもしれません。

 以前の会社の同僚などが近所にもいるので、このスーパーを利用します。これまでは、すれ違うと平気に声をかけていました。

 先日も知り合いに売り場で会って、声を掛けました。しかし。ここで働いていることを驚かれたことを思い出しました。

 

 このテーマを書きながら、少し心境が変わった自分を発見しました。

 まず、以前の同僚に声を掛けなくなりました。これは 大きな変化です。本当は、どんな思いで私を見たのか?聞いてみたいような、聞きたくないようななのですが。

 奥様の件などで、いまの仕事について自分がどう見られているか気になるようになってしまいました。まだまだ未熟ものです。

 

 少子高齢化が進み、女性や高齢者の雇用拡大が叫ばれています。以前お伝えしたように求人倍率も高くなりシルバーが就職しやすい環境になっていることは間違いありません。

 しかし、私のようにシルバーとして自分がやりたい仕事に就こうとしてもなかなか実現しないのもお伝えしたように現実です。シルバーの仕事に期待されていることは低賃金で働いてもらえる代替可能な労働力の側面がうかがえます。

 もっと、シルバーも労働の受け手も、Win-Winの関係になれる仕事探しが出来る世の中は実現しないものだろうかと思います。埼玉ではこうした取り組みが進んでいるとTVなどで特集もしていますが、パイは限定されているようです。

 

 今回のテーマは、ここまでとします。
 状況認識だけとなりました。ちょっと書きすぎです。

 整理をしないといけないですね。反省。

 

 最後にジムでのお話しをしてこのテーマは一旦おしまいにします。

 サウナである引退した獣医師の方と久しぶりに会い、私の体型の話になりました。

 

 医師:「ずいぶんやせたみたいだね。どうしたの?」

 私 :「シルバーの紹介でスーパーで園芸コーナーも担当して痩せました」

 医師:「そう頭脳労働者から肉体労働者になったんだ」

 私 :「いままでの仕事と違いすぎて、カロリーコントロールを誤りました」

 医師:「いいじゃない。普通の人は、ライザップで金を払って痩せる。

     君は、お金もらって痩せたんだから、こんないい話はないよ」

 だそうです。

 

 また、このテーマで書く機会を作れたら書かせていただきます。

 

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

課題リポートの書き出しを1字下げない学生が多い

 今日は、兼任教員としてリポート添削をしていて気づいたことを書いてみたいと思います。テーマは、論述の書き出しの「1字下げ」についてです。


 今週、あるWスクールの学生からのリポートが15通まとめて届きました。添削したら、長文問題の記述で全員が「1字下げ」をしていなかった事実に遭遇しました。
(Wスクール:専門と大学卒の資格が同時に取れるよう2つの学校に在学すること)

 

 日ごろから、「1字下げ」をしていないリポートが多いとは感じていました。しかし、添削するリポートすべてが「1字下げ」していなかったというのは初めてでした。
Wスクールの学生なので20歳前後と思われます。

 同時に届いた社会人学生のリポートは8名中5名は「1字下げ」が出来ていたので差を感じました。

 私は、「1字下げ」をしていないリポートには、論述の仕方の心得えとして「1字下げ」を促すようコメントをしていました。読みやすくなること、論述の品が向上すると思うからです。

  しかし、今回の出来事から、自分が当たり前だと思っている「1字下げ」のことを改めて振り返ってみることにしました。

 

 まずは、気になって切り取っておいた読売新聞の記事を探しました。

 2017年2月1日夕刊の11面です。「改行後のマナー危機」、「若者は1字下げない」

と大見出しで書かれた記事です。願書の志望動機などで、1字下げをしていたのは83人のうち41人とありました。つまり、残り42人が1字下げをしていない。およそ半数の人が1字下げをしていないことになります。
 また、記事では昨年あたりからこうしたケースが目立つようになったとあります。今回の事例と年齢的にも符合しそうです。

 文部科学省では、学習指導要領では、文章の改行は3,4年生で学ぶが、1字下げは「必要性の評価が定まっていない」として明示していないとも書いてありました。

f:id:my-manekineko:20170609142632j:plain

出所:読売新聞 2017年2月1日夕刊 11面

 

 また、最近のSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及で短文の慣れているため1字空けない書き方が広まっているともありました。

 

 そこで、手元にある10数冊の論文や作文の書き方について、手当たり次第に調べてみましたが、「1字下げ」のことを書いているものになかなか行き当たりません。

 ようやく、1冊見つけたのが以下です。

 入門 原稿の書き方 豊沢富雄著 のp.92にこう書いてあります。

 「原稿用紙については後述するが、さしずめ最小の約束事として、次の二点を
  覚えよう。
   ①書き出し、行をかえるときは一字下げて書く。
   ②、。「」などは、1マスとる。                  」

 

f:id:my-manekineko:20170609143606j:plain

出所:日本能率協会マネジメントセンター発行 入門 原稿の書き方

 私が理解しているそのままに書いてありました。この本は1991年11月初版でした。しかし、この時代はこれが当たり前というわけではないようです。同時代の他の多くの本は、著書の文章では「1字下げ」を行っているものの、その作法を解説していないのでした。そんなことは当たり前として取り扱っていないのかしらと思ったほどです。

 

 さて、次に、Webで「1字下げ」を検索してみました。いろいろな意見がありますが、総じて最近のスマホなどを用いたSNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)においては、1字下げをしないほうが読みやすい。むしろ、大切なのは、行間を開けることのほうだとも書いてあります。

参照例:スマホが「文頭一字下げ」を殺す? 65%が選ぶその有無からルールの必要性を考える - YU@Kの不定期村

 ネットワーク時代の表現手段が、近年の学生の論述の仕方を確実に変化させているのでしょう。

 

 ざっとではありますが、だいたい状況はだ把握できました。

 では、今後のリポート添削をどうするかです。

 

 結論は、「しばらくは、今まで通りに「1字下げ」を指導していこう」です。

 

 私が指導する方々は、学生として大学の卒論など論文を書く心得えを身につけてほしい人たちです。また、卒業しビジネス社会でリポートを提出する場合もあるでしょう。そうした世界では、受け取り側や評価する立場の人は、まだ「1字下げ」を論述の品として扱うであろうと考えます。新聞の記事でも、公用文では、「1字下げ」を要領に記載しているとあります。たしかにそのように書いてありました。

f:id:my-manekineko:20170609214538j:plain

 引用:「公用文の書き方p.16より」

 

 ネットワーク社会における情報発信の作法は今後ますます変化していくことになるでしょう。そうした作法が、公用文をも変化させることを確認できたら見直すことにしました。

 この「1字下げ」について、しばらくは、アンテナを高く上げて情報受信していきたいと思います。変化でお知らせ出来そうなことがまとまっりましたら、また書かせていただきます。

 

 今日も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

スーパーの仕事は、体脂肪の燃焼に有効でした。消費した運動強度「メッツ」は3.2メッツ相当

 スーパーの仕事を始めて体重が1か月で約2Kg減ったと前回書きました。今日はその内容を検証してみたいと思います。

 

 下の図表は、ジムの体組成計で計測したデータの一部をまとめたものです。最新の測定は5月16日に行ったので、仕事を始めて約1.5か月後のデータとなっています。勤務前のデータと比較すると、体重は2.8Kg減少しています。ペースは落ちましたが、継続して体重は落ちていることになります。

 減少した体重2.8Kgの内訳を部分別にみると、脂肪が2.1Kgともっとも多くなっていました。体重減少の72%は脂肪の減少によるものでした。そのためかウエストサイズも2㎝ほど細くなっています。

f:id:my-manekineko:20170527062244j:plain

 すべてが、脂肪の減少によるものと思っていましたが、筋肉量も0.3Kg減ってしまっています。これはちょっとショックでした。部分別のデータでは、腕は3Kg と変化ありませんでした。脚は10Kg で0.1Kg減っていました。残り0.2Kg分は体幹となるようです。仕事を始めた分、ジムの運動が出来ていないので体幹系の筋肉が落ちたのかもしれません。いずれもう少し検証してみたいと思います。

 

 また、水分が0.5Kg分もあるのは意外でした。しかし、調べてみると体の脂肪は約20%の水分を含んでいるとのこと。0.5Kgは脂肪2.1Kgのちょうど20%分になるので、今回の体重減で考えると脂肪は2.1+0.5=2.6Kg減少したと推定して良いようです。とすると、2.9Kgの内、脂肪の減少によるものが約90%ということになります。

 

 さて、体の脂肪を運動で消費する場合、以下の式で求めることができるとあります。

   参照:ダイエット 運動:有酸素運動と体脂肪の燃焼、ウォーキング 

 運動で消費されるエネルギー量(Kcal)

 =(運動強度「メッツ」-1)×運動時間(h)×体重(Kg)×1.05

         ( )内のー1は安静時のメッツ値となります。

 1Kgの脂肪は9000Kcalですが、水分を20%含んでいるので

  9000×0.8=7200Kcalで計算します。2.6Kgなので18720Kcalになります。

 

 運動強度を求めるため、上記の式を以下のように変換します。

 運動強度「メッツ」

 =1+(運動消費エネルギー/(運動時間(h)×体重(kg)×1.05))

 数字あてはめて求めます。

 運動強度「メッツ」

 =1+(18720/(131×62.9×1.05))

 =約3.2「メッツ」

 となりました。

 

 エクササイズガイドから3.2「メッツ」に相当する運動と仕事内容を探すと

 運動

 3メッツ:自転車こぎ50W、ウエイトトレーニング(軽中程度)、ボーリング

 3.5メッツ:体操(家で軽中程度)、ゴルフ

 仕事

 3メッツ:普通歩行(平地67m/分)、屋内掃除、車の荷物の積み下ろし

 3.3メッツ:歩行(平地81m/分)、カーペット掃き、フロア掃き

 3.5メッツ:モップ、箱詰め作業、軽い荷物運び

 仕事内容については、重い園芸の土を運ぶこともしているので、やや違和感がありましたが、一日の平均で見るとこんな感じなのかもしれません。

 ジムで6メッツ相当の運動を週2から3回やっていますが、計算すると月換算の運動エネルギー消費量は約4000Kcalくらいにしかなりません。

 一日約7時間(休憩1時間を除く)、平均3メッツで体を動かすことが脂肪燃焼に効いているかがよくわかりました。

 ウォーキングや日々の生活で、継続的に脂肪燃焼を行うことの重要性を身をもって実感することができました。

 

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。