まねき猫の部屋ーブログ

問題解決や人についての想うことを発信していきます。

リポート添削をしていて、最近想うこと

 今日は、日頃やっている添削リポートの仕事から、想うことを書いてみたいと思います。 (添削リポート:いちばんイメージしやすいのは、赤ペン先生でしょうか?)

 私が担当している添削リポートで、これから主任やリーダーになる人が基礎的な知識や理解を深める為に受講する初級管理者育成コースがあります。

 このコースは、初級管理者が求められる役割やリーダーシップを学んだり、目標の立て方や問題や課題設定などのテクニカルな技術を習得することを目的としています。

 学習は、それらのテキストを読んだ上で、テキストで学んだことの理解度を確認するために手書きのリポートをそれぞれ提出することで進めていきます。

 こうしたリポートには、そのテキストの狙いに沿った、自身や自職場の状況を振り返り、受講者の役割を踏まえた取り組みたい問題や課題を具体的に述べる問題が、かならず入っています。

  添削をする私たちが、いちばん気を遣い、力を入れる設問部分でもあります。

 

 さて、テキストでは、問題は以下のように定義しています。

 「問題は、あるべき姿と現状とのギャップである」

 このことは、このブログでも何度か取り上げています。

     たとえば、テキストで学ぶことがリーダーシップであれば、その最終設問は、現状の自職場のチームワークのレベルを振り返り(現状を知る)、そのレベルを一段押し上げた姿を描き(あるべき姿の設定)、その実現のための具体的な方策(課題からの解決策)を考えていただくというような設問になります。

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  期待している解答のポイントは、

  いまのチームワークレベルの現状をレベルの要件に沿って具体的に説明し、

  一段押し上げたチームワークの姿をあるべき姿として要件に沿って示し、

  そのギャップを元に、問題を形成し、解決する課題と方法を述べる。

  ことになります。

  この設問は、主題がチームワークと明確で、かつ、テキストにチームワークの3つのレベルが明確に示されていて、その要件もはっきりしています。

 

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  出所:テキストのチームワークを、参考に私が編集した図

 しかし、最近、こうした出題の解答で、現状を説明する解答の状況が寂しい記述となっているケースが増えたと感じています。

 たとえば、チームの現状を

 「レベル0。個人で取り組む仕事が多い職場です」とだけ書いてあったり

 「レベルは1以下です。コミュニケーションが取れていないから」

 といった1行程度の解答が多いのです。

 一方、取り組みたいことはてんこ盛り、あれもこれもと書いてあります。

 どうも、やりたいことについての想いが先行し、現状を振り返るのがおろそかになっているようです。論理的に伝えるコツを活用することや、相手に分かってもらう上で書くべき事がおろそかになっています。

 

 そうした解答には、

「取り組みたいことについては、よく分かりました。チームの現状も取り組みたいことに沿って、対比できるように書いてみましょう。読み手にその訳も伝わるよう表現を工夫してみましょう。また、あなたがいちばんやりたいことはどれですか?1つか2つに絞ってみるとより具体的に書けますね。」というようなコメントをします。

 記述可能な場合は、受講者の解答に沿って、たとえば、こんな風にかけるのでは?といった例を示すこともあります。

 もちろん、とてもよく考察されていて、関心する解答もあります。こうした受講者は日頃から伝えることについてよく訓練されているのだろうなと想います。

 

 もう1つケースにおつきあいください。

 テキストによっては、もっと抽象的な課題形成に関する設問を出題しているケースもあります。

 「初級管理者であるあなた(受講者)が組織から期待されている役割を果たす上で取り組みたいことは何か?、チームの状況を説明し(現状)、具体的な取り組みとして述べなさい」的な設問です。

 こうした問題では、さきほどのチームワークの事例と違って、まず、自分の問題意識をどこに置くかを決めないといけません。論述における主題を決めることから始めることになります。

 そのため、設問も「そーっと」その点を考察する手がかりとして、

「初級管理者が期待されていること役割
 仕事と人を適切にマネジメント、チームの働きを有効化、チームの目的を実現」

 というような説明文も書かれています。

 (原文をそのまま書けないのですみません。この程度でご容赦ください)

 こうした点を、チームの状況として説明していけば、主題を設定する手がかりとなるはずです。たとえば、

 組織が今している仕事は何か(組織の役割や目的)

 組織の状況(組織構成や人員構成、組織のルール、目標の達成度)

 その中で、自分の立場と役割は何か(自身の役割)

 これらの中で、うまく行っていないこと、やらなければならないことは何か

 などになります。

 できれば、ここまで書いたチームの状況から、主題を設定し、その具体的な現状も書いてくれると、設問の半分は申し分のない解答として評価されます。

 ところが、さきほどと同様に、こうした設問において、現状の説明や、自分が何に取り組みたいのか明確に書けているリポートが少なくなっているように感じています。

 

 私の関心事の1つがAI の進化なのですが、こうした技術の進歩が話題になる中で、人間が磨いておかなければならないことがあるはずです。

 たとえば、書く力であったり、思考力などです。

 先日の読売新聞には、「ビジョンを描ける思考力」と書いてありました。

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           出所:読売新聞 2017年11月22日 10面

 こうした力を受講者が身につけていけるような、指導していかなければならないと改めて思う次第です。

 先日、私が読者になっているはてなブログで、青少年の読書感想文コンクールの結果を紹介している記事がありました。こうしたコンクールに入選するような人は、将来、書く力に困ることはないだろうなと思います。

 

 若いころから、こうした作文などの書き方を学び、訓練をしていくことが、とても大切だとも感じた次第です。書くコツをもっと若い人にも啓蒙していかなければと思った次第です。

 インターネットの発達で、書くコツを伝授してくれるサイトも多くなっています。

 たとえば、さきほどのブログでも紹介しています。参考にしていきたいものです。


 リポート添削が一息つき、今日想ったことを書かせていただきました。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

鹿児島から神奈川県まで車で帰ってきました。

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 11月12日日曜日に飛行機で鹿児島まで行き、翌日から1泊2日をかけて、家内と車を運転して神奈川県まで戻ってきました。今回の総距離は約1300kmとなりました。(^_^;

 60才をすぎた身で年甲斐もない行動?はもうしないだろうと思いますが、身内を介護することになると色々なことが起きるのだと実感することにもなりました。

 さて、以前ご紹介したように、家内のお義母さんが手術し退院したあと、実家の自宅で介護が必要になったため家内がそれを引受けました。田舎のため車も必要となったので家内と車で鹿児島に行くことになりました。今回、一旦戻ることになり車を運ぶ必要もあったので逆の行程を戻ってくることになりました。

 とはいえ、一泊先をどこにするかなど色々考えることもあり、行きとは少し異なるルートで戻ってきました。そんな事情もご説明しながら今回の移動の顛末をお伝えしてみたいと思います。

 


 11月12日日曜日の朝、4時に起き、5時半に出発しました。

 搭乗する飛行機はAM9時。

 神奈川の田舎から羽田空港まではおよそ2時間かかります。そのうえ、この辺りは不便な所で早朝のバスが少ないため、近くの駅まで25分かけて歩く事にしました。

 ここの日の出は6時14分です。まだ朝日が顔を見せる前のいなか道を辺りを気をつけながら駅まで歩きました。

 改めて歩いてみると、自宅周辺の夜明け前の景色がとても綺麗に感じました。こんなにすばらしかったのかと感動する自分を再発見したのが最初の成果です。

 「よーし、頑張ろう!」という気持ちが沸いてきます。

 電車に乗り、近くの羽田空港行きの高速バスが出る駅まで移動し、バスに乗り込みました。朝早いのに結構人が乗ってきます。大きな荷物を持った人が多かったですね。

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 移動中の湾岸道路で朝日とご対面です。

 

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 バスは、予定通り7時半に空港に着きました。まだ、出発までには1時間半あります。

 いつも自分のことを仕方がない奴と感じる瞬間です。

 心配性で余裕を持って移動の予定を組まないとすまないのですね。

 後、30分、1時間遅く出ても間に合うことは理屈では分かっています。その方が移動ももっと楽かもしれません。しかし、過去に移動中に何度か交通渋滞などで痛い目に遭ったせいか余裕のあるスケジュールを組む習慣がついてしまいました。

 一番反省したのは、バスが渋滞で遅れ羽田に着いたのが出発の15分前、走って搭乗口まで行って飛行機に乗り込んだのはいいですが、ハッチがすぐに閉められ、飛行機が動き出した時には「どっば」と汗が出ました。「この飛行機を待たせたのは私か~」と感じた時でした。

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 さて、飛行機も順調に飛び無事に空港に11時前には着きました。

 待っていた家内と久しぶりに再開し、実家に戻りました。

 

 翌朝、朝6時、いよいよ車での出発です。

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  こちらの夜明けは7時くらいなので真っ暗です。

 往来する車の数も数えるほどしかいません。その中をひたすら今日の宿泊地のある滋賀県、多賀まで移動します。距離にして約930kmくらいです。

 行きと同じく高速道路にあるホテルを予約しました。

 山口県から関東までにある高速道路のホテルは3カ所です。

 行きに利用した、山口県 下関の壇ノ浦PA

 それと、広島県 宮島SAと 滋賀県 多賀SA

 になります。 

 宮島SAで泊まることも考えましたが、1日目は頑張って移動しようということで多賀SAに決めました。ここは通常、一人一泊6200円くらいで泊まれます。

今回は楽天の割引を利用したので、二人でツインの部屋を計9100円で泊まれました。

 多賀SAは大浴場があり、中にはサウナも併設されています。

 途中休憩や食事をしながら18時には到着する予定でした。

 しかし、普通なら後1時間で着くという名神道路の宝塚インターに近づいたところで道路渋滞に捉まってしまいました。およそ15kmを1時間かけて抜けることになりました。降りて一般道を走ることも考えましたが、ナビがあるとは言え慣れない一般道は止めようということになり、そのまま渋滞を抜けるまでノロノロと移動です。

 前回の行きも関西で渋滞にはまりました。この辺りは私たち夫婦には鬼門のようです。

 ようやく19時半に多賀SAに到着しました。

 チェックインをして、即、大浴場に向かいました。サウナは結構熱くて汗が「どばー」と出てきます。これが気持ちいいんです。疲れも吹き飛び、癒やされます。

 さて、1つ高速道路のホテルの欠点を、ここでお知らせしておきます。

 アルコール飲料がまったく置いてないことです。自販機はもちろん、隣接するコンビニや売店にも一切ありません。まあ、高速道路でビールを飲まれて運転されては困るので当たり前のことですが・・・

 ノンアルコールビールで1日の終わりを乾杯して、早々にお休みしました。

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レストイン多賀 グリーンズホテルズオフィシャルサイト(ホテル予約、ビジネスホテル、観光)

 

 翌朝、11月14日 ゆっくり目の9時出発

 残りは約380kmくらい。5~6時間あれば神奈川県に着きます。

 サービスエリア内のレストランで朝食を取り、お土産を物色しての出発です。

 そこで、買ったお土産を1つだけ紹介します。

 「まぜちゃい菜」です。ご飯のお供に最適な漬け物です。玉子かけご飯に混ぜると美味しさ倍増です。

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 なんでも、「T-1グランプリ」っていう、年に一度開催される漬物日本一を決める大会で、2014年に優勝したのが、この「まぜちゃい菜」だそうです。

 この漬け物もさることながら、このお店の人のアプローチがうまかった!

 いくつか漬け物を品定めしてレジに向かう所で寄ってきて、買った商品以外の試食をさせてくれながらこの「まぜちゃい菜」の所に誘導していろいろ話をしてくれました。

 その自然な対応があまりにもすばらしく、自分用とお友達へのお土産に5つも買ってしまいました。もちろん、帰ったその日の夕飯に食べましたがご飯のお供にぴったり合います。

 後で分かったことですが、東京 千駄木が本店なのですね。

【滋賀】 まぜちゃい菜 *T-1グランプリ受賞品 東京下町 千駄木の漬物専門店 やなぎに桜

 この日は渋滞にも遭遇せず、順調に移動、無事15時には自宅に到着しました。

 留守番をしていた3匹の猫たちもお出迎えしてくれました。

(東京に住む娘が、夜仕事終わって戻り、猫のお世話をして、翌朝4時半に家を出るを繰り返し面倒見てくれました。このことも感謝です。ありがとう。助かりました。)

 こうして無事に家内と車も戻ってきました。

 また、今週からいつも通りの生活が再開します。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ロボットとAIのテレビと映画を観る

 ここ数日で3つのAIに関わるテレビ番組と映画を観ました。私はAIやロボットの進化に関心を持っていてこうした番組や映画はできるだけ観るようにしています。リポート添削をしながら観ることも多いのですが、手は止まったままテレビに釘付けになることが多いので、リポート締め切りを守るのがとても「やばい」状態でした。

 さて、まずは観たテレビ番組の紹介をします。

 1つ目ですが、2017年11月9日(木) 午後9時からテレビ朝日で放送された「ドクターX 第5話」です。今回は、医療用AIと大門が病名の診断で対峙?する内容でした。伏線にAI将棋が天才棋士と争う場面も入っていて台本がほどほぼ「いけて」います。どちらも人間の勝ち!?で終わるのはさすが娯楽番組だなあと感心します。

 

あらすじ

「世界最強の将棋ロボットと対局中だった若き天才棋士五反田五郎(間宮祥太朗が、腕のけいれんを起こして意識を消失。最先端の人工知能ヒポクラテス」の診断は、脳膿瘍だと特定する。大門未知子(米倉涼子)は違和感を感じるも、病名が特定できずにいた…」

 

 2つ目は,2017年11月9日(木) 午後10時に放送されたNHKEテレの「ドキュランドへようこそ」です。「ドクターX」を見終わった直後の放送です。
 ロボットとAIの急激な進歩が単純労働者の働く場を奪っていく様子が描かれています。「ドクターX」とはちょうど反対の内容になっています。こちらは、リアリティーがありすぎて将来をいろいろ考えさせられる内容です。

 

番組内容

「ニューヨーク郊外の町・ニューバード。工場や倉庫などで働く労働者たちの仕事は急速にロボットに奪われ、資格や学歴がない人たちは失業状況に追い込まれている。新聞記事を書くソフトや自動車の無人運転など、複雑なアルゴリズムが可能となり、「ロボットにはできない」とされてきた職種は急激に減っている。ロボットやAIが大半の仕事をこなす時代、我々人間は何をすればいいのか?」

 

 そして、3つ目は、2017年11月10日(金) 午後10時 NHKEテレの「人間ってナンだ?超AI入門 第6回」です。今回は金融の世界におけるAI利用の現状についてのお話です。株などの売り買い判断をAIに委ねている割合が高まっている様子が伝えられています。こちらは、利用する人間とAIの関係を解説しています。

 

番組内容から

「AIは今お金の流れも変える?売り買いという極めて人間的な経済活動も、AIにとっては数字のゲームとして処理される?膨大なデータから特徴を見つけ出すことで株式市場の先行きも予測できるのか?ネットにあふれるつぶやきから市場動向を読む、その時活躍する、RNNってナンだ?既に自動化されている株の自動売買のメカニズムの中身は?「フィンテック」の最前線から考える、人間とお金の関係。ゲストはアナリストの上野泰也。」

 

 そして、観てきた映画は「ブレードランナー 2049」です。ご存じの方も多いと思いますが、前作、1982年の映画『ブレードランナー』の30年後の世界を描く続編になります。

 「レプリカント」と呼ばれる人造人間やホログラフィAIが出てきて、こちらは目は釘付け、手は汗だく、息は途切れ途切れで呼吸困難が約2時間半続きました。いい映画を観たという感じをひさしぶりに残せた1本です。「人間性とは何か?」を問いかける映画となっているとパンフレットにありました。(ちなみに映画館のパンフレット売り場はすでに完売。しかたなく、アマゾンで入手しました)

 

あらすじ

2049年、更に荒廃が進んだ地球。レプリカントは人間社会に組み込まれていた。LAPDに属する最新型レプリカントのKは、「ブレードランナー」として、旧式レプリカントを「解任(処刑)」する職務に就き、家ではウォレス社製のホログラフィーAIであるジョイと恋人として過ごす日々を送っていた。Kは捜査中、ロサンゼルス郊外の農場に潜んでいた反逆レプリカントのサッパー・モートンを「解任」した際、木の根元に箱が埋まっているのを見つける。その中には遺骨があり、分析の結果帝王切開の合併症で死亡した女性レプリカントのものであることが判明する。」

 

 私がこうしたロボットやAIに関心を寄せるのは、新しい技術が人間世界をどう変えていくのかに興味があるからだろうと勝手に思い込んでいます。

 実際は、理屈ではなく、感情が興味を持っているようで明確には説明できないのですが…。

 少し前までは黎明期から数年前までのテレビゲームの進歩について研究をしていました。放送大学の大学院の修士論文のテーマの一部に入れたくらいですから、かなり入れ込んだと思います。

(論文:「成長曲線を用いた競争商品における普及過程の予測手法の研究」)

 しかし、会社を辞めようかと思っている時期に、私を驚かせる出来事が起きました。

 2016年3月、囲碁界で「囲碁界の魔王」といわれる最強棋士イ・セドル氏(九段)が、人工知能のアルファ碁と対局し1勝4敗と完敗したのです。囲碁でAIプログラムが世界トップクラス棋士を破るには、10年はかかると言われていたのに、あっさりと勝利を収めてしまいました。

 人工知能はいま、50年来のブレークスルーを迎えつつあるといわれています。「ディープラーニング」と呼ばれる学習技術の登場がその理由といわれています。その頃に多くのメディアや新聞記事で、さまざまな仕事がAIに置き換わる日も遠くはないと思わせる出来事になるかもしれないと伝えていたことが心にひっかかったようです。

 それから、いろいろなことを調べ始めています。

 今日はそんな様子の一端を息抜き程度にお伝えしました。

 明日、鹿児島に飛行機で行って、家内と車で神奈川まで帰って来る予定です。

無事に帰れたらまたその様子などお伝えできればと思います。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。