まねき猫の部屋ーブログ

問題解決や人についての想うことを発信していきます。基本金曜日に更新しています。

実務診断5日目 提言のまとめ

f:id:my-manekineko:20170922061506j:plain

今回も実務診断の様子をお伝えします。いよいよ5回目です。
各メンバーが1週間考えて持ち寄った商店街への提言案を議論しました。

今回も担当以外のパートは概要だけのお伝えになることをお許しください。
診断作成の雰囲気を感じていただければ幸いです。
自分の担当したパートはできる限り開示したいと思います。

さて、今回の提言は以下の4つになりました。
1.情報発信の充実
2.来街者イベントの提案
3.近隣高齢者向けサービスの充実
4.商店街のルール作り

各提言は二人一組でまとめますが、
1つの提言をテーマを分担してそれぞれが書く形式を取ります。

この提言分担を決めるのは、基本は手を早く上げた者が担当になる早い者勝ちのところがあります。
やりたいテーマが決まっている人は、さっさと手を上げます。
とはいえ、
議論をしている時に、あるテーマをリードしたメンバーがいる件は、みなさん遠慮するようで、リードした人がそのテーマを担当することが多いです。

さて、2の提言「来街者イベントの提案」には4人の手が上がりました。
結構話が盛り上がったことも手が上がった理由なのでしょう。
しかし、話のきっかけを作った私ともう一人が担当することに落ち着きました。

1の情報発信の充実は、情報に詳しい若い方が自然と担当になっていましたし、
3の近隣高齢者向けサービスの充実も、言い出しっぺの方が担当となりました。
4は、残りの方という感じで決まりました。


この商店街には、
「近隣のお客様」と「遠方からのお客様」という2つの顧客グループが
それぞれの都合の良い時間に来街していることが分かっています。

f:id:my-manekineko:20171027171711j:plain

近隣のお客さまは開店早々の10時~12時くらいまでと夕方やってきます。

午後13時~15時くらいに遠方のお客様の割合が高まります。

この2つのグループ毎に、有効な提言を示さなければなりません。

 

たとえば、
1の情報発信は、2年前の提言でも改善策を示しました。
一部は実行され改善はされたものの、
まだまだ見直しが必要な点が多く見られます。

この商店街のホームページやSNSを見ていただくと分かりますが
遠方のお客様に対しては、
その商店街にどうやって行けばいいか、
アクセスの仕方が親切に説明出来ていません。
行きたい個店へのガイドも、使い勝手が良いとはいえません。

砂町銀座商店街公式ホームページ

また、近隣のお客様に対しては、
直近の割引イベントなどの情報もきちんと載っていませんし
新規店などの商品を紹介できていないため、なじみの店にしか行かない状況です。

そもそも、更新も少ないことや
移動して見る場合スマホの利用を前提にすべきですが
その画面対応もきちんとできていません。

といった具合で書き出すと改善すべき点が沢山でてきます。


一方で、この商店街だけではないですが、
ホームページの改善にリソースをしっかりと投入できない現状があります。
これらを踏まえて、やっていただけそうなことを示していくことになります。
また、戸越銀座商店街黒門市場のホームページなど、上手に使えている商店街を
紹介しながら、どう改善すればいいかをできるだけわかりやすく伝えなければなりません。

戸越銀座商店街オフィシャルウェブサイト

黒門市場 大阪の台所 大阪くろもん ほんまもん!

 

若手二人は、かなり頑張ってそうした点から提言をまとめてくれましたが、
指導の先生から、だいぶ指摘された点もあり、
来週の報告までに改善をすることになりました。

さて、2の来街者イベントの提案の内容についてです。

さきほど、書かせていただいたとおり、
この商店街には、2つの来街者のグループが存在します。

1つは、近隣のお客様です。
ほぼ毎日来られ、大体同じような店でいつものモノを買い物をされるパターンです。

一方、遠方からのお客様は、始めての来街だったり、TVを見てもう一度行ってみようとするお客様です。
この商店街のことがあまり分かっていないので、ネットを使っていろいろ調べてから来街することになります。

たとえば、こんな感じです。
この方は、TVを見て、この商店街で休日にランチをしながら店歩きをしたいので、情報を求めています。

f:id:my-manekineko:20171027172727j:plain


さて、こうした方の様子は、Googleトレンドを使うと、傾向が読みとれます。
たとえば、下の図は、2016年1月1日から2017年10月21日までに「砂町銀座商店街」についての検索数の推移です。3つの山が読みとれます。

f:id:my-manekineko:20171027172915j:plain

① 2016年2月7日~2月13日 指数100
この週は、2月10日にテレビ東京の「L4You!」という番組で砂町銀座商店街が紹介され、「ばか値市」についても案内されています。
(参考:この番組は2017年3月31日で終了しています)

L4YOU!(エル・フォー・ユー)/L4Net : テレビ東京

② 2017年7月30日~ 8月5日 指数82
この週は、8月5日にテレビ東京の「出没!アド街ック天国」で砂町商店街が紹介された週であり、七夕まつり(8月4~6日)が実施された週でもあります。
一方、2016年の七夕まつりにはピークが無いことから、テレビで取り上げたことで七夕まつりの認知度が2017年は一時的に高まったと推察されます。

砂町銀座|2017年8月 5日|出没!アド街ック天国|毎週土曜9時|テレビ東京

③ 2017年4月16日~ 4月22日 指数53
この週は、TBSが4月21日、日本テレビが4月22日に当商店街の特集を放送しています。

やはり、メディアの力はすごいですね。

この商店街の最も有名なイベントは、「ばか値市」です。
アンケートでも実に約73%の人が知っていると回答しています。

昭和50年以来毎月10日に行われており、近隣住民はもとより、テレビ等のメディアで紹介されていることもあり遠方からの来街者にも知られる知名度の高いイベントとなっています。
現在は、毎月20日、30日にも行われています。

今年、平成29年の「ばか値市」の開催を曜日別に単純推定したのが下図です。
土曜日3回、日曜日5回と全34回中8回が週末開催で、割合は約23%と低い状況です。
こうした点から、遠方から来街されるお客様のために週末開催のイベントを提供する機会を検討する必要があると思われました。

f:id:my-manekineko:20171027173832j:plain

いろいろ議論した結果、「ばか値市」のような週末に開催する安値イベントを開催することを提案することとなりました。

とはいえ、現在、「ばか値市」の開催日は、10,20,30日であることが広く認知されています。そこに加えて、週末の「ばか値市」を追加することは混乱が予想されます。

そこで、週末の休日に行う「ばか値市」と同様な安値市を新たなイベント名で設定することを提案することになりました。
週末開催する安値市のネーミングについては「ばか値市」に近いイメージでお値打ち感が出せるものと考えました。ネーミング案はここでは伏せておきます。


新たなネーミングのイベントは、メディアも関心を持って取り上げてくれる可能性があり周知しやすいと考えましたし、開催実現のハードルが低いことも魅力のはずです。

 

この商店街で、「ばか値市」以外に実施しているイベント「例七夕」の多くが、週末にかかるように設定されています。
しかし、1,2,3,5,9、10月は「ばか値市」以外のイベントは設定されていません。

そのため、新たに開催する「安値市」は、そうしたイベントの無い月を狙って開催することで参加店の売上に貢献できるのではないかと考えました。
また、来街者の懐が豊かな週が良いと考え、25日から29日の間にかかる日曜日を想定すること、また、30日が週末の場合は「ばか値市」が開催されることを想定しました。

たとえば、平成29年を例に開催日を挙げると、

1月29日、2月26日、3月26日、5月28日、6月25日、9月24日、10月29日

の計7回の実施する案となります。

来年、平成30年も他のイベントの無い月に「安値市」を加えることで通年のイベントが組みやすくなり、事前の広報もしやすくなることを伝えていきたいと思います。

ほか、
開催に当たっては、以下の点も考慮することを勧めることにしました。

・「安値市」は時間限定で行う。
   近隣住民がよく使う時間帯を避ける。例えば12時~15時に限定する。

スタンプラリーなどのイベントを同時開催する。
   スタンプラリーなどを同時に行い、来街者の立ち寄り店舗数を増やす。

 

他、3,4の提言の骨子は以下になります。

3.近隣高齢者向けサービスの充実
  この商店街は休憩施設やトイレなどが無いために以前からなんとかしたいと考えていますが、道路幅が狭く休憩スペースの設置の基準が厳しくて実現出来ていません。また、空き店舗を利用した休憩施設等の案も物件が手に入らず実現出来ていません。
そこで、近くにある公園と公共施設(図書館)の利用するアイデアを提言することにしました。

4.商店街のルール作り
  この商店街は人気があるので空き店舗が少なく、空いてもすぐに埋まります。しかし、現状は不動産屋任せです。どんな店舗が入るかは成り行き任せです。この商店街の特徴を出していかなければ将来手どうなるかわかりません。そんな状況をなんとかするための紳士協定作りの提案をすることとなりました。

メンバーは資料の完成をヒーヒー言いながら取り組み、ほぼ出そろったところです。

提言は、10月29日日曜日の夜に行ってきます。
理事さんたちから、どんな反応が返ってくるでしょうか?
不安でもあり、楽しみでもあります。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。