まねき猫の部屋

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あなたの脳は右利き?左利き? リンゴのイメージから利き脳の話へ

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 今日は、利き脳の話をしたいと思います。

 「利き脳?ってなんだ」と思われた方や、

 「あぁ、知ってる。昔やったことがある」という方もおられるでしょう。

 利き脳とは、

 私たちが普段、鉛筆やお箸を持つ手が右手だったり左手だったりするように(それを利き手といいますね)

 私たちが物事を理解したり、伝えたりするときに主に利用していると思われる左右の脳の使い方にも優位な方向の脳があるとする考え方です。

 さて、なぜこんな話を出すことになったかというと、実は、先日、私が通っているスポーツジムでこんな場面がありました。

 私がサウナに入ると、ゴルフのレッスンプロをしている方が先に入っていました。

この方はお話が上手で一緒にサウナに入るのが楽しくなる方です。

 さて、

 プロ:目をつぶり、クラブを握るような手で瞑想をしているような状態。無言…

    しばらくして、プロが目を開けたので…

 私 :「イメージ・トレーニングをしていたのですか?」と聞きました。

 プロ:「そう、今度ジュニアの生徒に曲げる球を打つレッスンをするんだけれど、その打つシーンをイメトレ(イメージトレーニング)していたんだ。」

 私 :「イメトレ、プロ(いつもは下の名で呼んでいますが…)はいつもしているのですか?」

 プロ:「よくやりますね。コースで打つイメージをすることもあるが、芝の感じや自分の立っている様子やグリーンでパターで打つ感触もはっきりイメージできますよ」

 私 :「いいですね。私は具体的にイメージが出来ないみたいです。」
    「昔、イメトレの練習もしたことがありますが、うまく出来なかったです。」
    「プロは、たとえば「リンゴ」をどのくらい具体的にイメージできますか?」

 プロ:「ああ、はっきりとイメージ出来ます。頭のこの辺に真っ赤なリンゴが出てきます。」
    といって、手を頭前方の先数十cm先を指さしたのです。

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 私 :「うらやましい。私はボーッと輪郭がイメージ出来る程度なのです。」
    「プロ、ちょっとしてほしいことがあるのですが、いいですか?」

 プロ:「なんでしょう?」

 私 :「指を組んで見せてください。」こうです、と言ってしてみせる。

 プロ:「こうですか?」といって見せてくれる。右親指が上になっている。

 私 :「ありがとうございます。では、腕を組んでみてくれませんか?」

 プロ:「はい、これでいいですか?」今度は左腕が上になっている。

 私 :「どうもすみません。唐突にこんなお願いをして…

    「プロは、思考の入力が左脳で論理的、
     表現などのアウトプットが右脳の直感的なようです。
     なるほど、アウトプットが右脳だからイメージ出来るのかもしれません。」
    「私は指組が左上で、入力は右脳の直感的ですが、

     腕組みは右上のアウトプットが左脳の論理的、つまりプロと正反対です。」

 プロ:「そんなことが、こんな簡単なことでわかるのですか?」

 私 :「ええ、利き脳の判定といって、もう20年も前に坂野登教授が提案されたやり方です。」

 こんなやり取りをしながら、プロはカラーで夢をよく見る。という話しに及び、私が夢はほとんど見ない(覚えていない)しかも、見ても白黒だ。といったら、

プロが「それはもったいないね。先日ね。いい夢を見たんだよ。それは~」みたいな会話が続いてその日も楽しい時間を過ごさせてもらいました。

 

 と言うわけで、ここで登場した利き脳を今日の話題にしました。

 この利き脳の判定を、私は講義の合間のアイスブレーク(気分転換)やイントロ(講義の始まり)によく使ったものでした。使い始めたのは、20年くらい前だと思います。

 坂野登先生は、この事で本を出されてもいます。そのころからでしょう。

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 参考:出版 日本実業出版 1998年12月発行

 当時は、神戸親和女子大学の教授をされていたと思います。いまは、京都大学名誉教授をされているようです。「しぐさ利き脳理論」が正式な呼び名のようです。

 検索したら、いまでも片付けなどにも応用されていることも今回知りました。

 

 私はこの方法で相手のタイプを確認して、コミュニケーションスタイルを変えるようなことはしませんでしたが、今回のことでもう少し検討してみようかなと思っています。そのあたりはいずれまた、ブログでご報告できればと思います。

 話しをやり方に進めましょう。

 やり方は、プロとのやり取りを読んでいただいたように至って簡単です。

 指を組んでどちらの親指が上になるかを調べます。

 次に、腕を組んで、同様にどちらの腕が上になるかを調べます。

 (調べ方は、指や腕のどちらが下になるかで説明しているものもあります)

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 その結果から、下の図のように判定します。

 たとえば私のように指組が左上で、腕組みが右上ならB型と判定します。

 プロは、私と逆の指組が右上、腕組みが左上なのでD型となります。

 

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こうした判定のブログも沢山あるようでした。1つだけ例を載せます。

詳しい解説はぜひそちらでご覧ください。

164さん、リンクさせていただきました。ご容赦ください。

 

 家内にやってもらったら、なんとプロと同じD型でした。

 家内もリアルな夢をよく見ます。なんらかの相関がありそうでした。

 みなさんも、誰かとの会話で使ってみてください。楽しい時間を過ごせる話題の1つになるかもしれません。

 今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。