まねき猫の部屋

健康や人生に役立ちそうなことを発信したいと…。

心機一転。定年後の再就職は偶然に任せることにしました。

 

前回のブログを妻に見せたら、「硬くてつまらない」とあえなく撃沈しました。

では、「どんな話なら読んでくれそうかな」と尋ねたら、

妻いわく「この間のスポーツジムのことを書いたら」と言う。

どんなことかと言うと・・・

 某スポーツジムの一コマ

 サッカーマンのK君が裸足(はだし)で給水場にやってきた。

 妻:「ジムエリアからここに来るときははだしはダメでしょ!」

 私:「罰金ものだね」(^o^)

 妻:(すかさず)「2000缶ニャン!

 K君:「えぇ~、それなんですか~!?」

私の筆の力量ではその楽しさが十分お伝えできずに残念です。

妻は、私と違ってとても面白いことを言うのが大好きな人です。

その場は、大爆笑となりました。

さて、これを読んで「ピン」と来た人は、読売新聞 日曜版の熱心な読者です。

2000缶とは、まんが「猫ピッチャー」ミー太郎の契約金(缶)の額です。

 

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出典:「猫ピッチャー」第1巻p.30 著者:そにけんじ 発行所:中央公論社

 

なるほど、これならミー太郎ファンは読んでくれるかもしれない。

そういえば、池上彰さんと竹内正明さんの本にも

テーマは、「身近な話」には魅力がある。と書いてありました。

 「池上:読者は「自分の知らない話」を面白がるものですよね。実は、その書き手

     にとって「すごく身近な世界」というのは、新聞記事やテレビのニュース

     で報道されたりしませんから、読者にとっては「自分の知らない話」、

     つまり新鮮な情報になる。」

だそうです。

 

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出典:「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」p.19 ~ 22 朝日新聞出版

 

最近の私の身近な話といえば、定年後の再就職活動でしょう。

もうすぐ、失業給付がもらえる150日が終わろうとしています。つまり、約6か月の活動期間になります。

先日も、かつての会社の仲間と近況報告の懇親会をしたが、

「就職活動は、どんな様子か?」と聞かれました。

みんな近々、定年が自分のことになるので関心があるようでした。

 さて、その就職活動の様子は以下の通りです。

 

 ハローワークを通じて求人の応募を3回した。しかし、いずれも落選だった。

 残念だったのは、東京都 某S区役所の商工相談員の仕事だった。

 週2回、中小企業の就職活動の相談を該当企業に訪問して行うものだ。

 自分の持つ診断士の資格も活かせるし、仕事の経験からの実践的なアドバイスもでき る。なにより社会貢献になる。などなど、願ったりかなったりの仕事だった。

 しかし、こうした仕事の希望者は多い。なんと、競争率は59倍。

 1人の募集枠に59人が応募しているとハローワークで聞いた。

 運よく書類選考に受かり、残り10人に入る。指定日に区役所まで面接にいった。

 面接時間は20分と書いてあった。予定時間通りに終了した。

 印象は悪くなかった。いや、かなり手ごたえがあったと感じた(笑)

 面接の自己紹介は1分程度に納める。

 原稿を書き、出来るよう30回くらい練習した。

 想定質問を20通り作り、回答案を書き、棒読みにならないくらいまで声を出した。

 成果は上々と結果を楽しみにした。 妻と前祝いまでやった。

 が・・・、予定日に合格なら来るべき電話が来ない。

 数日後、郵送で落選の通知を受け取った。希望した仕事は簡単には得られない。

 並行して受けた某高校の兼任教員の結果も落選の通知が来た。

 そんな折、登録していたシルバー人材センターから、スーパーの灯油販売の仕事をしないかとお誘いを受けた。目指していた教育の仕事とはかなり遠い。

 しかし、それを受けることにした。

 4月から3日に1回、販売所でパートで働くことにした。

 

クランボルツ先生の計画的偶発性というキャリア理論があります。

「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」という理論です。私なりの理解は、

「環境変化のスピードが加速している現代は、何年も先の未来は予測できない。そのため、方向性を定めたら計画通り実行することはほどほどにして、今起きている現実を受け入れて、目指すキャリアに近づく偶然の出来事を受け入れながら広げていくこと」

になります。

今回の、「スーパーの灯油販売」はそんな予感を感じさせるものでした。まずは契約期間の半年間をやってみようということにしました。

その様子もまたお知らせしていきます。

そして、硬い方の話もときどきしながらブログを続けていきたいと思います。

読者となって応援していただけると嬉しいです。

心機一転の今日のブログでした。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。