ブログに、ご訪問ありがとうございます。
今年63歳になり、健康保険を任意継続から特例退職者医療制度(特待)に変更した話を、今日は書いてみます。
健康保険の手続きは、込み入っていて難しいです(;^_^A
そんな迷い人の様子に興味のある方は、記事にお付き合いください。
数字をクリックするとジャンプします。
お忙しい方は一部だけでもご覧ください。
お忙しい人は:終わりへ
1.健康保険制度について
健康保険は、加入者やその家族が、病気やケガなどの不時の出費に備え、加入者の収入に応じた保険料を出しあって、必要な医療や手当金を支給して、生活の安定を図ることを目的とした「社会保険」制度です。
会社を定年で辞めても、かならず何らかの健康保険に加入しなくてはならないことは、皆様もご存知の通りです。
しかし、普段意識することが少ないので、入る健康保険で保険料が大きく違ったり、手続きを間違えると入れなくなることもあるので注意が必要です。
定年後に加入できる健康保険は以下になります。
お忙しい方は、「終わりへ」を「プチ」とすると文末に飛びます。
2.私の場合
私の状況を簡単にご説明します。
私は、60歳で定年後、会社に再雇用で1年勤めました。
その間は、これまで加入していたのと同じ会社の保険です。
そして、61歳で再雇用を終了し、スーパーで働いたり、リポート添削講師のバイトなどをしていくことにしました。
退社後は、勤めていた会社の任意継続被保険に加入しました。
退職後の様子は、以下の記事に書きましたので、よろしければご覧ください。
※ハローワーク通いやシルバー登録したこと
心機一転。定年後の再就職は偶然に任せることにしました。 - まねき猫の部屋ーブログ
※シルバーで灯油販売の仕事についたこと
スーパーは人手不足。仕事は激務でした(^^; 1日3万歩。体重は1か月で2kg落ちました。 - まねき猫の部屋ーブログ
※副業で始めたリポート添削のこと
社会人向けリポート添削のコースミーティングに参加してきました。 - まねき猫の部屋ーブログ
退社後に、任意継続保険にしたのは、国民健康保険より、任意継続被保険の方が保険料が安いと聞いたからでした。
当時は、周りの仲間がそうしていたので迷わず選んでいました。
しかし、再雇用で年収が下がっているのでどちらが良かったのか…
いま思うと、のんびりした迂闊ものだったかもしれません。
さて、この任意継続は、2年間しか入れません。
今年、63歳になり、次の健康保険を選ぶ必要が出てきました。
74歳まで入り続ける健康保険なので慎重に検討しないといけません。
私が選択可能な保険は、
国民健康保険
特例退職者医療制度
の2つになります。
ここで、改めてこの2つの健康保険の概要を見てみます。
*国民健康保険について
■手続き= 市区町村役場
■保険料= 前年の所得等により算出
※市区町村で算出方法が異なる。
※住んでいる場所で保険料が違う
※上限額が決まっている。
(例 東京都 93万円)
■ポイント:
いつでも、だれでも加入できる
★所得が少なくなると、保険料が減る
*会社の退職者医療制度(特退) について
■加入資格= 公的年金の受給資格がある人
且つ会社の加入年数が、通算20年以上か、
40歳以降通算10年以上ある人
■手続き= 健保組合へ20日以内に提出
■保険料= 約30,000円/月一律
(平成30年度 含介護保険料)
■加入期間= 74歳まで可能
(75歳誕生日前日まで)
■被扶養者継続= 可能
■給付= 現役時代とほぼ同じ
(除:傷病手当金)
■ポイント:社員時代とほぼ同じ付加給付
注意:
国の年金の受給を開始してから、
国民健康保険に一旦加入すると
健保の特退への加入できない
選ぶポイントは、第一に保険料の安さです。
大差がなければ、サービスが良いほうを選ぶことになります。
特待は、金額がすでに分かっていました。
月に約30,000円です。
けっこう高いですね。
任意継続被保険の時より上がっています(;^_^A
次は、国民健康保険の保険料を調べました。
こんな便利なサイトがあります。
国民健康保険の毎月の支払いを計算してくれるサイトです。
年金額、バイト代、固定資産税が分かれば計算できます。
正確には、自分の市町村の公式サイトへ行って計算してみるのがいいでしょう。
私も両方試してみましたが、市町村の方の計算が正確だと思います。
少し安い結果が出ました。
その結果では、約37,000円くらいでした。
特待より、年間で84.000円支払いが高いことになります。
この結果から、特例退職者医療制度を選ぶことにしました。
ところで、
国民健康保険は、住む市町村で保険料が違うとありました。
そこでちょっと調べてみました。
さきほどの比較できるサイトで私の例で計算してみると
神戸市と私の市では、結果に約21,000円/月ほどの違いがありました。
神戸市が一番高いそうです。
そんな様子は、以下のサイトでも見れます。
国保の計算方法 | 国民健康保険料の計算、国民健康保険と健康保険任意継続との比較など!
参考までに上位5位までを書いておきます。
(年間の額です)
1.神戸市 528,594円
2.熊本市 484,410円
3.札幌市 483,530円
4.大阪市 470,890円
5.京都市 466,069円
忙しい方用: 終わりへ
3.特待の手続き
私は8月生まれなので、任意継続被保険は8月で切れます。
9月から新しい保険の入っていないといけません。
せっかちな私は、8月に入ったら、さっそく健康保険組合に電話をしました。
対応された方はとても親切で、
私の収入の様子などを聞かれ、
「やはり特例退職者医療制度の方が有利だと思うので、手続きの資料を送ります」
となりました。
資料は1週間ほどで届きました。
届いて分かったのは、手続き資料は、
「9月20日までに送り返してください」
ということです。
なるほど、
■手続き= 健保組合へ20日以内に提出
というのはこういうことだったのですね。
そんなに慌てて手続きする必要はなかったようです(;'∀')
さて、提出する書類は、
・資格取得申請書
(申し込み書ですね)
・銀行か郵貯への振替申込書
・世帯全員の住民票
(コピー不可)
・健康保険被扶養者(異動)届
(家族分の申込書)
・状況調査書
(家族が入れるかを審査する書類)
・年金の振込通知書
(年金機構から送られたもの)
・企業年金の受給通知書
(企業年金から送られたもの)
・バイトなどの支給明細
(私はリポート添削の支給明細)
・家族の非課税証明書
けっこうな数です(;^_^A
このうち、住民票と非課税証明書は市役所に取りにいかなければなりません。
すぐに取りに行ってきました。
住民票は、全員分を普通に取るだけです。
簡単に入手できました。
非課税証明書は、保険年金課の窓口で手続きしました。
保険を切り替えると話すと、ちょっとびっくりしました。
受付された係の人が、
「収入の金額が書かれたものを必要か」
と聞いてきたのです。
専業主婦の課内は「金額はゼロ」意外ないのでは?
意味が不明…
そこで、説明してもらうと、
「奥様は、確定申告をしていませんね」
「すると、非課税証明書は金額が「***」になる」
とのことです。
で、
「***」の書類だと受け付けてくれない健康保険組合があるのだそうです。
そこで、この質問になったのでした。
なるほど、
そういわれると仕方がないので、その場で家内に代わってその年の確定申告書を「ゼロ円」で書く羽目になりました(;'∀')
家内のマイナンバーカードも調べておいてよかったです(^^)/
すべての書類が揃った所で、郵便局の簡易書留で送りました。
こうした書類は、追跡履歴と受け取り確認ができる仕組みを利用するのが安心です。
後日無事に受理の連絡がメールで入りました。
その後、確定した保険料通知書も届きました。
月々、銀行の口座からの保険料が引き落としされます。
忙しい方用: 終わりへ
4.おまけ
その後の連絡で、
最初の保険料の引き落としは
10月に2か月分(9,10月)分がまとめてされることがわかりました(;^_^A
約6万円です(;^_^A
けっこうイタイです(;。;)
10月分も5日に、無事に引き落としがされました。
今回の一連の手続きも終了しました。
とはいえ、毎月が決算のような年金生活者にはなかなか厳しい額でした。
書き添えておきます。
忙しい方用: 終わりへ
5.まとめ
・任意継続被保険後の保険は
国民健康保険
特例退職者医療制度
のどちらかを費用対効果で選ぶ
・手続きは今の保険が切れる直前で大丈夫
・出す書類が多いので気を付けてましょう
・特に配偶者の書類は確認が必要
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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6.前回のブログのお礼
ブックマークいつもありがとうございます。
ご意見をいただけると記事を書く力が沸いてきます。
ColdSnapさん
ハインリッヒの法則が当たっていると感じられているのですね。
同感していただけると嬉しいです(^_^)
mashleyさん
氷山の法則をご存じでしたか(^_^)
さすがです。
問題の根っこは見えないところにありますね。
パパさん
5Sの整理整頓清潔しつけは、会社の基本ですものね(^_^)
7Sは、経営学や戦略をしている場でしか出てこないのであまり一般的ではないかもしれませんね。
Cloudsalonさん
お言葉ありがとうございました。
問題の可視化することができれば8割がた片づいたようなものともいいますね(^_^)
さくらさん
島猫さん
おしょぶ~さん
勉強になるといっていただき、ありがとうございました。
嬉しいです。
ほかプチをしていただいた皆様
ありがとうございました。
終わり